「私、宍戸くんの事が、好き」 最近では聞き慣れてきたセリフに、この雰囲気 いつもと一つ違うのは、第三者がいる事。 [後輩] 「いるんだろ。入ってもいいぞ?」 今日の女の子は、結構可愛かったなぁ、 と思いつつ第三者に入るよう促す。 少し時間が経ってから、 第三者の日吉が申し訳なさそうに入ってきた。 「盗み聞きとか、いい度胸してるよな、お前も。」 「…すみません」 「まぁーいいけど?」 思ったより沈んでいた日吉の声色に 後輩いじめはできないな、と思った。 「…ちゃんと断ったから」 「え?」 「いや、なんでもねェ」 日吉は、長太郎みたいに人懐こく無いし、無愛想だ。 日吉みたいに自分の感情を、行動に出さない人間は 恋愛感情を抱いてる人がいると、ひたすら見るんだと、思う。 日吉からくるやたら熱い視線も 喋りかけるとやたら赤くなる顔も そう思わざるを得ないのだ。 俺は単純だから、そんな日吉を見てると日吉が愛しくなる きっと今は相思相愛なのだろう。 だけど、もうちょっと日吉の気持ちを確かめたい。 だから、まだ俺の可愛い後輩でいろよ? 宍戸の喋り方が分からない… もどる
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